ビザについて
- 学生ビザの種類
- 学生ビザの申し込み
- 学生ビザを申し込むにあたって
- ビザ取得のための面接-どのように準備するか
- 学生ビザに関するよくある誤解
- その他の役立つ情報
アメリカでは下記の理由により外国人学生の滞在を推奨しています
- アメリカの文化多様化に貢献するため
- アメリカ文化の経験と理解により、将来自国でのリーダーシップを取ることが期待できるため
学生ビザの種類
学生ビザには3種類あります
- Fビザ:一般的な学生ビザです。FビザはESLプログラムで語学研修をする方などに向いています。アカデミアは非移民外国人学生を登録するための連邦法の下で認可されています。
- Mビザ:職業学生ビザといって、料理学校、パイロット訓練などの専門的なプログラムを習得する方向けです。
- Jビザ:交流訪問者ビザといって、大学教授、博士号レベルの学生、研究者の方向けです。
もしアカデミアに入学される場合はFビザを申請することになります
ビザの種類の詳細については以下のリンクから米国移民局のサイトをご覧ください(英語版のみ)
What are the nonimmigrant categories for students?
学生ビザの申し込み
学生ビザの申し込み方法は下記のリンクを参考にしてください (英語版のみ)
Overview of the Steps to Become an F or M Nonimmigrant Student
ビザ取得のための面接-どのように準備するか
面接の際、ビザの許可を決定するのに3つの要因が考慮されます
- あなたは信頼性のある学生ですか?
- あなたはコース終了後母国に戻るつもりですか?
- あなたは財政的に安定していて、コース全体の費用を支払う能力がありますか?
- あなたが信頼できる学生であることを証明するには、学校の入学許可証、推薦状、SEVIS費の領収書、および財務書類などの文書を提示するといいでしょう。アメリカでの計画を明確にするための書類は前もって準備しておきましょう。
- 面接官にビザ取得の目的が学校での勉強だということを伝えましょう。アメリカでの学習が終わった後の計画も伝えてください。アメリカに留学することによって帰国した際に就職に役立つ、といった理由などが良いとされています。
面接の際に役立つヒント
- すべての質問に明確に正直に答える
- もし答えが不明(未定)の場合は面接官にその旨を伝える
- もし質問が分からなかった場合は遠慮せずに聞き返す
- アメリカにずっと滞在して日本に帰国したくないという理由では学生ビザを申請できない
- 財政的に安定している証拠として、安定した収入がわかるものを提示しましょう。もし親御さんが学費を支払う場合は給与明細も役に立ちます。貯金通帳に定期的に入金されているほうが、面接の数日前に高額な金額が入金された銀行残高証明書よりも信頼性があるとされています。それに加えて、面接官はI-20に記録された残高証明書も確認します。
学生ビザを申し込むにあたって
- ビザの申請は日数に余裕を持って早めに行いましょう。
- 上記の3つの質問に対する答えをあらかじめ考えておきましょう。
- 学生ビザは他のビザより優先されます。プログラム開始日までに面接の予約が間に合わないようでしたら大使館に連絡して優先的に面接がしてもらえるように相談してください。
よくある誤解
学生ビザは取得するのが難しいという評判がありますが、そうではありません。米国大使館は正式な数字を出していませんが、ビザを出す率は想像よりも高いとされています。
ビザ面接においての一般的な誤解のひとつに、大学のランキングを見て比較検討するというものがありますが、真実ではありません。その代わりになぜその学校へ通いたいのか、自分と母国とのつながりを示すこと、母国への帰国の意思を明確にするということが大切とされています。
万が一、最初の申請でビザが下りなかったとしても、再度申請することができます。ただし、アメリカ大使館が拒否した理由の状況が変わっていなければなりません。ビザ拒否理由でよくあるものは、母国とのつながりが薄いとされる時です。面接官はあなたがプログラム終了後にアメリカにとどまると疑っています。再申請の際には自身と母国との強いつながりと、終了後には帰国の意思があるという証明をしなければなりません。
役に立つリンク集(英語版のみ)
- Obtaining a visa
- United States Immigration and Customs Enforcement (ICE)